沼さがし

広く浅くをモットーに自己中心的な雑記

残念だけど「超常刺激」に侵されている話

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人間は常に刺激を求めて生きている。
情報という刺激もあれば、快感・快楽といった刺激もあるだろう。
刺激を求めたことによって文明が発展し、豊かな生活を送ることが出来ているといっても間違いないだろう。
ただ、人類は刺激を求めすぎて脳にとってマイナスとなる刺激まで作り上げてしまった。
世の中には「超常刺激」という言葉が存在する。
脳が想定していない過剰な刺激のことを言うのだが、現代人の多くはこの超常刺激に侵されている。
代表的なのがインターネットであろうか。

インターネットは様々な情報にアクセスする過程で非常に便利なツールであることには間違いない。しかし現在ではあまりに多くの情報が発信されているが結果として情報過多となってしまい脳が混乱状態に陥っている。
自分の脳で判断することが出来なくなり意思決定能力の低下が問題視されているのは有名な話だ。

ジャンクフードも超常刺激の一つだ。
ハンバーガーもジャンキーな食べ物の一つだが、一般家庭でも目にする加工食品なんかもジャンクフードの仲間である。
人間の脳が欲している塩分や脂質などを多く含み、食すことによって幸福感を得る。
結果として幸福感を得るためにジャンクを求める一種の中毒症状に陥る。
栄養価も低いにも関わらず無駄にカロリーは高いのだから、人間にとっては非常に悪な存在であることには間違いない。

意外なのはポルノだ。
ポルノ動画を見ることによってドーパミンと呼ばれる神経物質が分泌されて幸福感を得ることが出来る。
しかし、ドーパミンはより強い刺激を求めてしまう作用もあり結果としてポルノ依存症という状態に陥る。
ポルノに限らずだが、依存症は集中力や記憶力を低下させるため脳にとっては良くない事なのだ。

超常刺激は脳の能力を低下させてしまう刺激であるから、一刻も早く断ち切るべきなのだが、ゼロにすることが難しいだろう。
実際に自分自身もこの超常刺激に依存している。
朝起きれば、スマートフォンでニュースを見たりSNSを見たりする。
仕事中も肌身離さず持っているし、家に帰ればパソコンの前に座っている。
パソコンで動画を見ながらカップ麺をすするし、コーラとチョコレートで腹を満たす。
外が静かになってくると寂しくなり良質なポルノを求めてアダルトサイトにアクセスする。
ルーティンと言っても間違いないだろう、完全に依存症だ。
新しい時代の人類が超常刺激に侵されないように早急に対策を取ることを願いたい。